２４節気１４番目処暑（しょしょ）。

夏の厳しい暑さを越したころ。朝夕には涼しい風が吹き始め、暦の上での季節は秋になります。

夏から初秋頃、売場に出始めるのが「青ゆず」です。

青ゆずは黄色になる前の若いゆずで、キリっとした酸味と爽やかな香りを持ち、果汁が少ないため、皮を使う事が多いです。

皮ごとスライスして、いつもの素麺にプラス。

ゆずの香りがとっても良いです。

田楽味噌こんにゃく

田楽味噌にすりおろした青ゆずの皮を加えています。なすび、大根にもどうぞ。

ゆずは実よりも皮に栄養が詰まっています。

特に青ゆずの皮や白い部分に多いのが「ヘスペリジン」という成分で、抗アレルギー作用、毛細血管の強化や血流改善に効果があると言われています。

その他にも、ビタミンC・P・E・B1・B2、鉄分、カリウム、カルシウムなどなど。

ビタミンCは熱に弱いため、皮ごと輪切りにして蜂蜜漬けにするのもおススメです。

ゆず香るパウンドケーキ

爽やかな香りが口の中いっぱいに広がります。

少ない材料で作れるので、是非お試しください。

レシピ

ゆず田楽味噌

・ゆず２個（すりおろした皮のみ使用）

・みそ　１００ｇ

・みりん　１００ｍｌ

・砂糖　５０ｇ

１．ゆず以外の材料を全て鍋に入れ、火にかける。とろとろになったら、粗熱をとる。

２．すりおろしたゆずの皮を入れたら完成。

青ゆずのパウンドケーキ

・ゆず１個

・無塩バター　９０ｇ（室温に戻す）

・小麦粉　　９０ｇ

・砂糖　９０ｇ

・ベーキングパウダー　小さじ1/2

・卵　２個（室温に戻す）

１．青ゆずの皮をすりおろし、果汁は搾り取る（種は捨てる）。

２．小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるいにかける（２回）

３．ボウルにバターを入れ、泡だて器で柔らかくなるまでよく混ぜる。

４．３に砂糖を数回に分けて入れる。砂糖を入れるたびに泡だて器でよく混ぜ合わせ、白くクリーム状にする。ザラザラしていてOK!!

５．４に卵を１個入れ、よく混ぜ合わせる。残り１個入れ、よく混ぜ合わせる。

６．２の粉を再度ふるいながら入れ、さっくりと混ぜる。途中でゆずの皮と果汁を入れ混ぜ合わせる。

７．生地をパウンドケーキの型に入れる（必要なら、型にオーブンシートを敷くか、バターを薄く塗り小麦粉を振りかけておく）

８．１８０度のオーブンで３０～４０分焼く。竹串で中央部分をさして、串に生の生地がついてこなければOK

９．型から出して、粗熱を取る。