2022年2月10日は初午です
2022年2月9日(水)
[カテゴリー] 取扱い商品, 冬のお野菜
初午ってこんな日
2月に入って最初の「午の日(うまのひ)」です。
その昔、2月の初午の日に穀物の神様が稲荷山に降りたといわれ、全国各地の稲荷大社では初午の日に祭礼を行い、豊作、商売繁盛、開運、家内安全を祈願します。
初午といなり寿司
稲荷神社では、神の使いとして狐が祀られています。
狐の好物が油揚げと言われており、油揚げを使った料理を稲荷、油揚げの中に酢飯をいれたものを「いなり寿司」と呼ぶようになり、初午の日にいなり寿司を食べる風習ができたといわれています。
初午と初午団子
初午は蚕の神様の祭りであるもいわれ、白い繭の玉を団子に見立て、白玉団子を作って食べたりします。
初午と畑菜
京の伝統野菜の一つである畑菜は、京都市伏見区を中心に栽培される葉野菜です。
カロチン、ビタミンB6、ビタミンC、カルシウム、鉄を豊富に含みます。
1月~2月が最盛期で、京都では初午の日に辛し和えにして食べる風習があり、
これは、稲荷神社の使いである狐の好物(辛子)と伏見稲荷大社を建立した秦(はた)氏と畑菜の(はた)を掛け合わせたという説があります。
同じく狐の好物である油揚げを入れることも多いです。
そのほか、辛し和え、おひたし、煮びたし、炒め物、漬物、和え物など。
一年で一番寒くなるこの時期に、畑菜は霜にあたって甘くなります。
京都ならではの旬の冬野菜をぜひご堪能ください。