南丹市大沢さんの畑を訪問しました。
2016年9月30日(金)
[カテゴリー] スタッフ日記
日吉町のなだらかな山々に囲まれた平地に、大沢さんの田んぼがあります。
田んぼのそばには、山椒魚も生息する綺麗な小川が流れています。
「とにかく水がいい。お米は水で美味しさが変わる。」
大沢さんが作る「五ヶ荘米」にはこの小川の水がかかせません。
また、胡麻の絞りかすを肥料として与えるのも、大沢さんならではの農法。
田植えのシーズンには、ごまのいい香りがすると共に、田んぼが真っ黒になるそうです。
「五ヶ荘米」は、栽培地域の昔の地名「五ヶ荘谷」からとったもの。
今はなくなってしまった地名を残したいという思いでつけました。
お米を収穫した後は、冷風乾燥機にかけ、ある程度水分を飛ばしてから、
天日干しで、水分量を最終調整します。
高温の乾燥機は使いません。
手間暇かけて育てたお米だからこそ、
収穫した後も時間をかけて、
旨味を最大限に引き出します。
「大沢さんのお米を食べて、お米を作ろうと思った」
そう話す弟子の神山さんの紹介で、今年初めて一般販売をすることに。
現在、大沢さんのお米を店頭販売しているのはじねんと市場だけです。
お米の他には、小豆、黒豆枝豆が自慢。
まだ色がついていない小豆。
長いさやにはいっています!
黒豆枝豆は、
「今まで食べてた枝豆はなんやったんや!」
とびっくりしてもらえるはずです、という自慢の逸品。
10/8農家さんDAYでは、大沢さんの試食販売デビュー戦です。
午前中は、「五ヶ荘米」の試食
午後は、「黒豆枝豆」の試食を予定しています。
「当日はガスも電気も使わず、秘密道具でお米を炊きます」と、
得意げに話す大沢さん。
一体どんな道具が登場するのでしょうか。
当日をお楽しみに!