スタッフ日記

9/25[日]農家さんDAY 大谷さんの玉露&ほうじ茶試飲会

2016年9月24日(土)

[カテゴリー] スタッフ日記, お知らせ, イベント

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9/25は、農家さんDAY。

今回は、宇治田原町の大谷さんの玉露&ほうじ茶の試飲会を行います。

玉露は、水出し、ほうじ茶はあたたかいものをご用意予定です◎

前日仕込み終了!

 

↓↓↓こちらより下は、大谷さんのお茶の話です↓↓↓

お茶にご興味ある方は、ぜひ読んでみてください♪

 

 

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お茶の種類について

お茶の種類としては、『無発酵茶』、『半発酵茶』、『全発酵茶』があります。

『無発酵茶』は、緑茶やほうじ茶等日本で作られたものが多いですね。

『半発酵茶』はウーロン茶。

『全発酵茶』は紅茶になります。

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今回は『無発酵茶』になります緑茶にスポットを当てたいと思います。

 

緑茶の種類としては、『煎茶』、『玉露』、『碾茶』の三種類になります。

玄米茶はどうなるの?という質問も出そうですが、あれは緑茶に玄米を混ぜたものですね。

 

緑のお茶の発生はわたくし共の生家もあります「宇治田原」という町で生まれました。

永谷宗円という方が中国からお茶の製法を持ち帰ります。しかしながら、まだそのお茶は茶色いお茶でした。そこから緑の鮮やかなお茶の芽の色を出せないかと数十年にわたる試行錯誤を経て煎茶を作り上げたと伝承により伝わっています。煎茶の生成法が生まれてからさらに100年の月日が流れ、数々の諸説はありますが玉露が生まれたそうです。

 

では、深く説明していきましょう。

 

まず、『煎茶』。

育成法としては、収穫の適期が短いが、合せることが出来れば、極上のものができるはずです。

お茶の芽から飲めるお茶にする方法は、蒸して発酵を止め、ひたすらに火を入れながら「揉む」という作業を繰り返します。

煎茶というのは、味わいとしては少し苦味が有りますが、すっきりと飲みやすい味口になります。色合いは、黄色に近く鮮やかなそして、爽やかな色目が特徴ですね。

 

入れ方は急須に適量を入れ、熱いお湯を注ぎ、葉が開くまで待ちましょう。

温度が高いほど苦味が増しますが、すっきりとしますね。おそらく一番身近な緑のお茶は『煎茶』かと思います。ちなみに、現在のシェアトップは静岡になります。

 

 

 

 

 

 

次に、『玉露』。

育成法は、まず玉露になるにはある一つの定義があります。

それは「摘採日までに20日以上被覆をすること」です。

被覆とは、お茶の芽に覆いをかぶせ日光を遮断することです。

そうすることにより苦み成分となるカテキンが減り、うまみ成分となるテアニンが増えます。

玉露は味わいはまろやかで甘みが多く、煎茶よりは少しとろみがあるように思います。

上質であればあるほど色も味も濃くなります。

 

色合いは、より濃くより深く緑色が見られます。

入れ方は急須に適量を入れ、ぬるま湯(約60度)を注ぎ、葉が開くまで待ちましょう。

温度がお茶を入れる時間は長くなりますが、うまみが増します。

玉露の生産量は国内の1~2割と言われていますが、京都の玉露の生産量は玉露の中で約5割を占めているそうです。

 

 

最後に、『碾茶』。

こちらは育成方法に関しては、玉露とほぼ同じ。被覆日数は玉露より少し長いように思います。

しかし製茶方法は煎茶、玉露のそれと違い、ただひたすらに乾燥させます。

そうして葉っぱの形のままに出来上がります。

 

はい、ここで気になるのは、『碾茶』とは何ぞや?ということですね。

葉っぱのまんま乾燥させた碾茶を昔は石臼ですりつぶし粉にします。

それが皆さまよくよくご存じの『抹茶』です。

 

入れ方としては、お茶をたてましょう。碾茶のままでしたらお湯を注げば入れられます。

こちらも生産量は京都が日本一になっています。

 

ほうじ茶について

お茶の主な有効成分はタンニン・カフェイン・ビタミン類。
このうち、ほうじ茶には抗ガン作用などで注目されているタンニンは含まれています。カフェインはごく少量。それは、ほうじ茶を作る際、柳類のお茶(番茶)を高温で焙じることにより、カフェインが“とばされる”ため。ほうじ茶は、赤ちゃんやお年寄り、病気の方にとくにおすすめです。

 

 

 

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