山下さんのお米の秘密【2015年訪問記】
2016年9月17日(土)
[カテゴリー] スタッフ日記
そろそろ、新米の季節ということで、お米を栽培されている農家さんをご紹介します◎
南区の山下貞夫さんのお米畑を取材したときのお話です。
「うちのお米は、富山県でこしひかりをベースに新しく開発された美味しいお米です。
富山県では一般的に栽培されていますが、京都ではまだ珍しく農薬物検査を受けたくても受けられない品種なんです。」
「山下さん家のお米」は、5年前から農薬や科学肥料を使用せず、雑草を食べてくれる飼いヤギ(!)の糞と、
ヘアーリッジという豆科の植物を使った緑肥を肥料に栽培されています。
収穫時期にもこだわりがありました。
「お米は、収穫量がピークに達する時期と、旨味がピークに達する時期に少しずれがあるんです。
うちのお米は旨味がピークに達する時期を選んで収穫しています。」
安全・安心をテーマに、旨味を追求したお米は、ご近所の評判もよく、
毎月定期的に購入される方もいるそう。
そんな「山下さん家のお米」が今の味に至るまでには、
ご夫婦で、こしひかりの本場魚沼まで足を運び、
現地の農家さんを回ってお米の味を確かめたり、
化学的にお米のことを研究したり、
ここでは書ききれないご夫婦のたくさんの努力がありました。
山下さんを店頭でみかけた際は、
ぜひ気軽にお声がけください。
お米のこと、お野菜のこと、色々話していただけるはずです。